今回のテーマは
『ＩＴ技能の強化～起業支援～』について

政府は、６月に「経済財政運営と改革の基本方針２０１５」を示しているが、
成長戦略の１つに「イノベーション　ナショナルシステムの実現　ＩＴ・ロボット
による産業構造改革を掲げています。

ＩＴ分野の目玉として、独立行政法人情報処理推進機構（ＩＰＡ）を通じ、
有望なＩＴ技能を持つ個人への起業支援金を、現在の３００万円程度から
来年度は最大２，０００万円に引き上げ、起業を促す方針を打ち出している。

ロボットや自動運転などの分野で起業を目指す有望な学生や会社員の
起業を後押ししたい考え。

起業時には、国が株式購入権を取得し、将来、企業価値が高まれば
利益を得る仕組みも導入する予定。

これまでは、利益が出たら現金での返済を求めていたが、創業間もない
企業は資金が不足がちなことに配慮し、実質的に株式購入権での
返還を認めるとしている。

事業が成功し株式公開すれば、国は株式購入権を行使して株式を取得。
市場で売却し売却益を得られる仕組みを取る。

起業がしやすい環境づくりと日本経済の活性化に向けた取り組みであり、
ＩＴ関連で起業を検討されている方にとっては、頭に入れておきたい
情報ですね！