『前払い式カードの普及』
今回のテーマは
『前払い式カードの普及』について
使い過ぎを防ぎ、安心を求める新たな決済文化として、プリペイド
カード(前払い式のカード)を使う利用者が増えています。
日本資金決済業協会によると、2013年度のプリペイドカード
発行額は約7兆1,000億円と、2010年度の1.4倍にまで
増えている。
カードの種類は数百点とも言われており、コンビニでも入り口や
レジ横などで売り場を拡大している。
クレジットカードの場合、利用額の上限はあるものの、使い過ぎて
しまうといった問題や、立替え(借りる)といった負のイメージが
ある一方、プリペイドカードは現金払いと変わらないことや、
個人情報の登録が不要で「匿名性」がある点も普及を後押ししている。
お金で「お金の番号」を買う「サーバー型プリペイドカード」では、
通販サイトでの決済にも使えるなど、クレジットカードでの決済時
のような個人情報を入力しなくても決済が可能。
大手カード会社もプリペイドカード事業への参入が相次ぐなど、
ネット専用プリペイドカードと違い、リアルな店舗で使えるほか、
チャージ(入金)することもできる。
クレジットカードを持たない高齢者や若者をターゲットに、更なる
普及を目指す動きが加速している。
プリペイドカードを現金化を行う売買市場も成立するなど、今後も
注目の業界です!
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