『特定補助金等の交付方針~SBIR~』
今回のテーマは
『特定補助金等の交付方針~SBIR~』について
平成27年度中小企業等に対する特定補助金等の交付方針が
閣議決定されています。
支出目標額は、過去最高であった昨年度と同額の455億円と
しています。
中小企業技術革新新制度(SBIR制度)は、中小企業者及び事業を
営んでいない個人が新たな事業活動の促進を図るもの。
国の研究開発事業について、中小企業者等が参加する機会を
増やすと共に、それによって得られた研究開発成果の事業化を
支援する。
具体的には、研究開発のための補助金・委託費等の中から、中小
企業者などが活用でき、その研究開発成果を活用して事業を行える
ものを選び、SBIR特定補助金等として指定している。
例年2~3月頃、翌年度に指定予定のSBIR特定補助金等を公表し、
中小企業者などは応募を検討する形となっている。
SBIRに指定された補助金等を受けられると、以下のような事業化
支援策を受けることができる。
①日本政策金融公庫の低利融資を受けることが可能。
②公共調達における入札参加機会が拡大。
③「SBIR特設サイト」において、研究開発成果などの事業PRが可能。
④特許料等が減免。
⑤中小企業信用保険法の特例措置が受けられる。
⑥中小企業投資育成株式会社の特例が適用される。
⑦小規模事業者等設備導入資金助成法の特例が適用される。
などがある。
来年度へ向けて、事業構想を練っている起業家などにとっては
頭に入れておきたい情報ですね!
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