『自動車業界のアフターマーケット~ミャンマー~』
今回のテーマは
『自動車業界のアフターマーケット~ミャンマー~』について
ゴールデンバーグ・ミャンマー・タイムズの西野氏からの
情報発信です。
今回は日本の自動車業界にも影響する様なニュースです。
ミャンマーでの日本車人気は絶大であります。
そんなミャンマーでは、今後は自動車のアフターマーケット市場が
拡大すると言うニュースです。
数十年続いた自動車の輸入規制が緩和され、ミャンマー自動車業界の
アフターマーケットが著しい成長を遂げている。
ミャンマーでは、自動車市場は中古車が主流で、スペアパーツ、
アフターサービスへの需要が高まっているからだ。
現在、アジアの20以上のブランドが、同業界のアフターマーケットを
牽引している。
2012年、同国民に対して自動車の輸入が許可され、その台数は急増、
同国における自動車の登録台数は、2014年5月現在で4407万7741台と
なった。
しかし、同国では移動や輸送は依然として二輪車に頼るところが大きく、
また価格と輸入関税が高いため、自動車は多くの国民にとって手が届かない。
車を持つ余裕のある人の多くは、低コストで品質が良く、スペアパーツが
手に入りやすい輸入中古車を選ぶ。
ミャンマーの自動車業界は、経済成長、インフラの拡大、規制緩和、
収入増加などの要因により、2019年までに7.8パーセントの成長が
期待されている。
同国自動車業界のアフターマーケットは、車両登録台数の増加、
国民一人当たりの所得、クレジット利用の増加と結びつき、
強力な成長分野に位置づけられている。
同国が急速に発展する一方で、自動車の普及率が低い場合、中古自動車の
スペアパーツ市場の拡大が期待される。
2017年までに8,000万米ドル規模の市場になる見込みだ。
ヤンゴンにあるウェスタン・カー・ショールーム社のジェネラル
マネージャーは、「これまでミャンマーの自動車の所有者にはアフター
サービスという概念が無かった。
今後この分野への需要は伸びると見ている。
国のさらなる市場解放により、大きなチャンスが見込まれる」という。
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