今回のテーマは
『リスクマネーの供給に期待～ＢＰファンド～』について

企業の成長資金ニーズに対応するリスクマネーの供給を
目的としたファンドが立ち上がっています。

日本政策投資銀行（ＤＢＪ）とみずほ銀行は、共同投資プログラム
「ブルーパートナーズ・ファンド（ＢＰファンド）」を設立。

ファンドの総額は３００億円とし、両行が１５０億円ずつ出資。
存続期間は１０年間。

このＢＰファンドでは、日本企業の事業買収やカーブアウト、
事業承継等、成長資金が必要とされる様々な場面において、
企業との共同投資や資本増強等を通じてリスクマネーを供給し、
日本企業の成長を支援することを目的とする。

ＤＢＪは、６月に開始した「特定投資業務」の一環としては、初めての
ファンド組成となる。

今後の５年間で、民間の金融機関と組み５，０００億円の成長資金を
出す予定。

ファンド形式とすることで、民間の金融機関や企業からのリスクマネーを
引き出し、日本企業の活性化に繋げていく。

成長戦略を実現していくためには、リスクマネーの供給がどこまで
できるかが重要なポイントとなる。

チャレンジする企業を後押しする動きとして今後も注目ですね！