『新たな地方の足として期待~ライドシェア~』
今回のテーマは
『新たな地方の足として期待~ライドシェア~』について
人口減少による路線バスなど公共交通機関の廃止で、地方の
高齢者らの足が確保できないといった地域が増えています。
そこで、政府は一般の運転手がお金をもらって乗客を運ぶ
「ライドシェア」を国家戦略特区内限定で解禁する方針を
固めている。
これまで、登録されていない自動車を使った運送は「白タク」と
見なされ認められていないのは勿論のこと、ライドシェア事業を
行うには、国土交通省の出先機関や地域のバス・タクシー会社
などが入る運営協議会が認めた場合のみ可能となっている。
しかしながら、既存の交通会社による反対などもあって、なかなか
普及していないのが現状。
規制緩和の内容については今後詰めていく形となるようですが、
事業を認める権限を地方創生相が主導する国家戦略特区の
区域会議に移す案や、交通空白地以外に運営地域を拡大したり
するといったことが検討される予定。
また、運営主体についても、NPOや医療法人、商工会などに
限定していたものを、市町村が事業委託するなどの条件付きで
株式会社に解禁する案などもあるという。
ライドシェアの規制緩和は、交通弱者の救出のみならず、外国人
など観光客の足として利用されることで地方の活性化に繋げる
動きとしても期待が集まる。
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