『マネー・エキスポ2015~ミャンマー~』
今回のテーマは
『マネー・エキスポ2015~ミャンマー~』について
ゴールデンバーグ・ミャンマー・タイムズの西野氏からの
情報発信です。
さて、ミャンマーでは長期間の鎖国状態であった為に、
世界的な標準が通じない国でもある。
ご多分に漏れず金融業界も同様で、そもそも銀行口座を
持ってない人々が殆どである。
もちろんクレジットカードなんかも全く普及していないのである。
そんなミャンマーで、いよいよ世界基準を目指す為の、
地均し的な意味合いで、マネー・エキスポ2015が開催され、
盛況であった様である。
今回は、そのニュースをお伝え致します。
金融サービスの普及をめざす博覧会である「マネー・エキスポ2015」が
ヤンゴンで開催されれた。
会場はタッマドー・エキシビション・ホール(ヤンゴン市ウ・
ウィサラ・ロード)。
主催はミャンマー・プロモーショナル・サービス(MPS)。
メインスポンサーは協同組合銀行(CB Bank)。
同博覧会の目的はミャンマーの経済発展に必要不可欠な金融サービスの
普及に寄与することという。
金融、株式、保険などの分野にわたり、現金自動預け払い機(ATM)、
クレジットカード、テレフォンバンキング、オンラインバンキング、
POSシステムなどが紹介された。
パネルディスカッションでは、各分野の専門家による講演が行われた。
同行の担当者は「数年前までミャンマーに存在しなかったATMやEコマース、
モバイルバンキングなどが急速に発展してきている。
安全性も高まりサービスも充実してきているが普及はまだまだといえ、
この博覧会に期待したい」とコメントをした。
発展途上国であるミャンマーは、まだまだ金融業界にとっては、
原始時代の国であるが、それだけに注目度は高い様である。
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