『地域金融機関と組み不動産投資~ファンド設立~』
今回のテーマは
『地域金融機関と組み不動産投資~ファンド設立~』について
長引く低金利の影響で、資金運用難に喘ぐ金融機関が多い中、
地域金融機関から資金を集め、不動産投資を行うとった動きが
出てきています。
あおぞら銀行は、地方銀行や信用金庫、信用組合と組み、
中堅規模の賃貸オフィスへ投資するファンドを設立。
第1号ファンドでは、ビル1棟に対し数十億円を投資。
利回りは3~4%程度を想定しているという。
このファンドの特徴として、投資資金は全て地域金融機関などの
出資のみで集めている点や、私募不動産投資信託(REIT)と異なり、
1つのファンドで1物件の取得に限る点などが挙げられる。
出資のみの資金調達とすることで、金利変動リスクを抑えるほか、
資金と物件をヒモ付けることで、投資案件の状況を把握しやすく
するなど、地域金融機関からの投資を呼び込みやすくしようと
している。
今後の3年間で500億円程度まで投資資産を積み上げる計画。
地方へ資金が流れる動きに繋がるか、今後も注目の動きです。
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