『研究成果の社会実装を実現~ギャップファンド~』
今回のテーマは
『研究成果の社会実装を実現~ギャップファンド~』について
官民ファンドや大学発ベンチャーファンドなどで起業家を支援する
動きが広がる中、新たな取り組みも行われています。
東海地区では、名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、
岐阜大学、三重大学の5大学に由来のするベンチャー企業を支援する
ファンドが創設される。
このように5つの大学が連携してベンチャー企業を育成する仕組みは
珍しいケースとして注目される。
このファンドでは、5大学に由来する、
①研究シーズによって企業したベンチャー
②研究成果を導入あるいは導入予定のベンチャー
③卒業生や大学生が創業または役員を務めるベンチャー
を対象予定とし、シードステージとアーリーステージの
ギャップを埋めるための資金(ギャップファンド)を支援する。
ファンドは来年3月までに設立し、投資規模は総額20億円以上を
目指すとしている。
5大学はファンドへの出資は行わないが、知財などの情報を
ファンドへ優先的に開示するほか、アントレプレナーシップ育成の
ための教育コースを構築する予定としている。
この記事へのコメントはありません。