『携帯端末によるネッ卜利用者が激増
~ミャンマー~』
ゴールデンバーグ・ミャンマー・タイムズの西野氏からの情報発信です。
今回のテーマは『携帯端末によるネッ卜利用者が激増~ミャンマー~』について
ミャンマーのネット事情
実際のところミャンマーのネット環境は大変悪いのが現状です。
スピードは遅く、電波は途切れるし、おもけに停電もあります。
そんな環境下ですが、ミャンマーでのネットへのニーズは高く、携帯端末によるネッ卜利用者が激増
しています。
外資の参入は11カ月で10倍に膨れ上がる!
移動体通信事業に外資が参入した2014年8月以降、11カ月で携帯通信端末を通じてインターネットを
利用する人の数が約10倍の1,970万人に達していることがわかった。
各社の発表に基づく利用者の人数はミャンマー郵電公社(MPT)=約900万人、MMECTel(軍営、
MPTのパートナー)=約100万人、テレノール(ノルウェー)=約640万人、オーレドー(カタール)=約330万人。
外資参入以前に独占的に展開していたMPTでの利用者は200万人に過ぎなかった。
外資の両者は端末のインターネット利用には当初から特別の手続きを必要としていないが、MPTでは
別途申し込みが必要となっていた。
そこで2015年1月からは「スウェ・タハー・サービス」と称して同社も申し込みが不要になり利用者
が増加したという。
ミャンマーにおいてインターネット利用者の約90%は携帯端末を通じたものとされ、ADSL、
光ファイバーなどの有線を通じた利用者の数は約100万人に限られている。
まとめ
ミャンマーの携帯電話普及率は、2013年時点では10%程度でしたが、ミャンマー政府が2016年まで
に普及率を80%まで引き上げることを目標に掲げたこともあり爆発的に普及している。
まだまだインフラ面での課題は多いが、今後の可能性を秘めたマーケットであることには違いないでしょう。
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