『日本経済に活力を与える
~シェアリングエコノミー~』
少子高齢化が進む日本では、遊休・不稼働資産の増加が想定されます。
茲許注目を集める「民泊」も遊休・不稼働資産を貸し借りし活用するシェアリングエコノミーの1つであるが、その他のビジネスも広がりを見せています。
そこで、今回は代表的なシェアリングエコノミー事業をいくつか見てみたいと思います。
シェアパーキング
シェアパーキングは月極駐車場の空きスペースや、駐車場オーナーの空き時間に駐車場を借りるサービス。
コインパーキングと違い、事前予約で当日確実に駐車、借りている当日の指定時間内であれば出し入れが自由となっている点が特徴。
パソコンやスマホでニーズにあった場所を検索・予約し、昼、夜、曜日などニーズにあった場所を見つけ借りる。
イベントやコンサートなどの開催で、周辺駐車場が混雑している際などに利用されるケースが多い。
カーシェアリング
シェアリングエコノミーの中で広く浸透しつつあるのが自動車を共有するカーシェアリング。
カーシェアリングの利用時間はレンタカーよりも短時間で、利用料金は入会金・月会費・車用利用料金から構成されている。
カーシェアリングの利用は年々拡大しており、2015年3月の車両台数は約1万6,500台、会員数は約68万1,100名に上る。
但し、カーシェアリングは基本的に人口の多い都市部でなければ高い稼働率が見込みにくいため、陣取りが重要となる。そのため、今後も大きく伸びるかは不透明な部分もある。
ライドシェア
ライドシェアはスマートフォンやGPSなどのICTを活用し、「車を持っていて運転ができる人」と「車に乗せて欲しい人」をマッチングさせるサービス。
このようなサービスはアメリカなど海外では絶大的な人気を誇り、代表的な企業であるUber社の時価総額は創業5年でゼネラルモーターズ(GM)を抜いたとも言われている。
但し、日本国内では現状、法律上の問題でタクシー配車サービスしかできないといった課題があり、本来のライドシェアサービスは提供できていない。
まとめ
民泊やライドシェアにおいては、法的な課題が残るものの、規制緩和が進み、法整備が上手く進めば更に注目を集める事業となってくることが想定されます。
新規事業として検討するには良いタイミングかもしれません。
弊社でもこれらの事業の相談を受け、現在進めている事業が複数あります。
シェアリングエコノミー事業に興味をお持ちの方がおられましたら気軽にご相談下さい!
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