『空き時間を売る~副業で人生経営を支える~』
少子高齢化などの影響で年金制度に課題を抱える我が国において、「自分の人生は自分で守る」手段の1つとして「副業」というものに関心が集まりつつあります。
そこで今回は、空き時間を売る副業をテーマに少し書いてみたいと思います。
副業を認める企業の状況
就業規則で副業を禁止する企業はまだまだ多いが、IT業界では社員の副業を認めることで従業員のやる気や個性を引き出したり、自律性や能力を高めることを目的とした副業を認める動きが広がりを見せています。
例えば、あるIT企業では、社員が会社のブランドなどを貶めないなどの条件を満たせば申請もせずに副業を認めるといった制度を導入。
副業として農業に従事したりといった社員もいるという。
また、大手企業では、時間外や休日に副業できる制度を導入し、副業での経験を本業に反映するといった社員も出てきているとか。
一方、企業が副業先を求める技術者などを受け入れるケースも出てきており、多様な働き方を認める動きが拡大していくことに期待が集まる。
主婦の副業
家庭での空き時間を使って、独身男性に料理を提供するといったビジネスを始める主婦も出てきています。
独身男性から見ると、家政婦を雇うより安い料金で料理を作ってもらえ、栄養面でも偏りを無くせるといった点で利用価値が高まる。
一方、主婦にとっては、時間に拘束されることなく空いた時間を有効に使え、且つ収入面も増えるといった利点があるようだ。
このように「空き時間を売りたい人」と「サービスを受けたい人」とをマッチングするサービスは、今後も広がりを見せるかもしれません。
シェアというキーワード
民泊やカーシェアなど、茲許シェアというキーワードがビジネスモデルとして普及していることは皆さんも感じておられると思います。
なかなか給料が増えない時代の中、働き方も空き時間を自由にシェアできるようになれば、働き方を大きく変えられる可能性を秘める。
ITの普及で、自宅に居ながら人それぞれのノウハウや技術を教え、収入に変えられる「副業ビジネス」は、やがては「主業」に変わる可能性もある。
独立が全てではありませんが、副業から始めることで起業リスクを抑えながら事業を始められるといった利点もある。
まだまだ「シェア」というキーワードのビジネスモデルや「シェア」をサポートする事業などはビジネスチャンスがあるかもしれませんね。
まとめ
大企業でも倒産する時代であり、働き方も大きな変化を求められる時代になってきているのかもしれません。
副業ビジネスなどが広がれば、そこに競争力が生まれ、経営者は社員を今まで以上に大切にし、社員にとっては自立に目覚めるきっかけにも繋がる。
年金問題という観点から見ても、自立した事業を持てるようになると、高齢者になっても働ける環境がより整い、年金に頼らなくても生活できるといった人が増えることで解決に繋がる策の1つになるかもしれません。
また、やりがいや社会との関わりを持ち続けることは健康面でもプラスに働くことが考えられます。
私も長くサラリーマンをしてきたので色々感じる所があり、副業を認める動きはとても良い方向に向かっているのではと思料します。
この記事へのコメントはありません。