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5.経営・開業

『注目の成長産業~水素ステーション~』

皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『注目の成長産業~水素ステーション~』について

2015年の市場投入を見込む燃料電池自動車ですが、普及拡大
へ向けた課題の1つとして、水素ステーションのコスト低減が
言われています。

経済産業省も水素供給インフラ用大型水素容器の試験施設整備事業
として2012年度の補正予算29億円を計上。

補助の内容ですが、コスト低減の為には大型の高圧複合容器の開発を
進めることが有効であり、その試験環境の整備を行う試験研究機関に
対し補助を行う予定としています。

なぜ、水素が注目されているかと言うと、水素は燃料電池というシステムを
用いて電気を作るのですが、電気エネルギーを取り出した後は、水に還る
だけで地球温暖化の主因であるCO2や大気汚染の原因となるSO2、NOX
といった有害物質を排出しない優れた特性を持っているからなのです。

燃料電池自動車を普及させる為には水素ステーションの普及が不可欠と
なります。

次に、水素ステーションの仕組みについて見てみたいと思います。
水素ステーションには大きく分けると2通りの仕組みがあります。

◆オフサイト型
他の場所で製造した水素をステーションまで運び、水素タンクに貯蔵。
そこから直接燃料電池に充電するシステム。

◆オンサイト型
水素ステーションに天然ガス、LPガス、メタノール、ナフサ、水などの
出発燃料を貯蔵しておき、ステーションで改良し水素を取り出しながら
燃料電池車に供給するシステム。

従来のガソリンスタンドのようなイメージだけでなく、オフサイト型では
様々な場所で展開していける可能性があります。

現在弊社では、マグネシウムの加水分解を応用した水素発生プラントの
普及をお手伝いしています。

この発生方法は他の水素発生方法と比較し水素の発生量が多く、
また、水素を発生させる際にできる酸化マグネシウムを応用し、
再度マグネシウムへ還元、加水し水素を再度発生させる
燃料電池としても使えるメリットがあり期待されています。

ご興味のある方は弊社までお問い合わせ下さい。

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