皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『リスクマネーの供給先として期待される官民ファンド』について

アベノミクスでは、大胆な金融緩和、機動的な財政政策、民間投資を
喚起する成長戦略の三本の矢が注目されていますが、
成長戦略を実現していく為にはリスクマネーの供給が不可欠となります。

そこで、安倍政権の動き中で注目できることの１つに「官民ファンド」」による
リスクマネーの供給を図ろうとしている点が挙げられます。

これまでも産業革新機構、企業再生支援機構や農林漁業成長産業化
支援機構などの官民ファンドがありますが、緊急経済対策として新たに

◆日本企業の海外買収支援（出資）
◆老朽ビルの耐震化・省エネ化支援
◆企業の休眠技術の事業化支援
◆大学研究の事業化支援
◆工場設備を買い入れメーカーの競争力支援

などの官民ファンドの新設が予定されています。

官民ファンドは、各分野のプロが運営に参加し、投融資を意思決定
していきます。
これまで金融機関が担えなかった分野を官民ファンドでサポートしていく
イメージになるのだと思料します。

また、財政面からみても、使い切る補助金ではなく、官民ファンドは事業成長で
出資分が戻る可能性があることから、個人的には素晴らしい発想だと
思います。

企業側もリスクマネーを供給してもらえる事業創造とチャレンジが重要に
なります。

これらの動きを是非、活かしていきたいですね！

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