皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『ベンチャー企業の資金調達支援策』について

政府が検討しているベンチャー企業支援策の具体案が明らかに
なっています。その内容について見てみたいと思います。

◆新興市場への上場要件緩和
・新興市場へ上場する際の最低株主数を現在の３００名以上から
２００名以上に引き下げ。
・財務諸表の提出を現在は５年分必要な所を２～３年分に短縮。

◆未上場ベンチャー企業の資金調達
・公開株取引制度（グリーンシート）を積極活用できるように
開示必要な情報基準を緩和する。
・企業が立地する一定の地域内で資金調達する場合に限り
手続きを簡略化する。
・「クラウドファンディング」（インターネットを使い、不特定多数の
投資家から小口資金を幅広く集める）の導入。

◆投資家の事務負担軽減
・発行済み株式数の５％超の株を保有する投資家は、持ち株に
１％以上の変動が発生した場合、大量保有報告書の提出が
必要であるが、自己株式なら変動分も対象から外すなどの
事務負担を軽減する。

等です。

株価の低迷や内部統制コストの負担増要因等で、上場（IPO）する
企業が少なくなっている中、資金調達方法として魅力ある市場
づくりが必要ですね！

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