『個人金融資産は動くのか~教育資金贈与~』
皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。
今回のテーマは
『個人金融資産は動くのか~贈与・相続~』について
約1,500兆円の個人金融資産の約60%を保有する60歳以上の
祖父母世代。
国は祖父母世代から子・孫世代への贈与優遇策を強化していますが、
様々な問題点もあり、個人金融資産が今後動くのか注目されています。
まず、贈与優遇策の1つに「教育資金贈与」がありますが、これは子や
孫に対して一括で最大1,500万円贈与しても非課税となる制度。
但し、一括で渡す場合は、金融機関(信託・銀行・証券など)と「教育資金
管理契約」を結び、教育資金の管理を任せることが適用対象となります。
この教育資金贈与の非課税枠は現状、2015年末までの時限措置となって
いる点には留意しておく必要があります。
また、「贈与」が注目される要因の1つに、2015年から相続税の基礎控除額が
縮小になる点が挙げられます。
現行の基礎控除額は「5,000万円+1,000万円×法定相続人数」ですが、
「3,000万円+600万円×法定相続人数」と4割縮小となることから、
生前贈与の検討が多くなされているようです。
しかし、高齢化が進む中、無理に贈与で財産を減らすと高齢者自身の
家計が苦しくなるケースもあり、その判断に悩む高齢者は多い。
個人金融資産を子・孫世代へ動かす為には、高齢者が安心して老後を
暮らせる仕組みとセットで考える必要がありますね。
富裕層だけでなく、中間所得層の金融資産も動かせるようになる為には
割安な高齢者住宅の普及も後押しするものと思料します。
※税務に関する詳細は必ず税理士の先生へご確認下さい!
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